2012年11月5日月曜日

au版Optimus G LGL21 ソフトウェアレビュー2

au版Optimus G LGL21 ハードウェアレビュー
au版Optimus G LGL21 ソフトウェアレビュー1
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今回は、 Optimus G LGL21 ならではのユニークな機能「LG Tag+」を中心にレビューを行っていきたいと思います。

「LG Tag+」とはNFCを利用してカスタマイズ切り替えを簡単に提供する機能のことです。
 NFCについて改めて説明すると非接触型の無線通信規格の一つで、オサイフケータイでお馴染みのFeliCaと兄弟みたいな機能ですね。
昨年末あたりからNFC搭載のスマートフォンが少しづつ増えていて、本格的に普及が進みそうな気配があるもののキラーサービスと呼べるものが出ていませんでしたが、
そういった中でNFCを具体的な活用に生かしたのがLG Tag+です。

Optimus Gを購入するとLG Tag+というNECチップが内蔵されたシールが2枚付属していて、
このシールに設定データを書き込むと、かざすたびに本体設定を切り替えるなど様々な機能を利用することができます。

設定や操作の自動化、と聞くとTaskerなどのアプリを思いつきますが、LG Tag+の良いところは行動のトリガが「シールにタッチする」という点です。
これまでの自動化アプリはトリガがGPS・Wi-Fiなどで、「出勤したらマナーモードを設定する」「家を出たらWi-Fiをオフにする」といった、場所や時間に沿った行動しか設定できず移動する車や家で各部屋ごとに設定を切り替えるといった事はできませんでした。

LG Tag+ならすぐに思いつくだけでも、寝室に入ってベッドサイドに貼ったシールにタッチするだけで画面照度を暗くしてサイレントマナーに設定したり、車に乗ったらBluetoothをオンにして音楽を再生したりすることができます。

実際に、どのような流れで設定を行うのか解説していきたいと思います。

ホームにあるLG Tag+をタップすると右のように専用アプリが起動します。
デフォルトで車の中やオフィスが登録されていますね。下部の+をタップしてみます。

ここでは仮に「寝室」を設定してみます。名称を決めるとすぐにアクションの追加が表示されます。非常に簡単です。

GPSをオフにして画面の照度を最低に。Optimusのディスプレイは非常に明るいので最低にしても室内なら大丈夫でしょう。

サウンドはサイレントに。バックライトの点灯時間は細かく選べ、消灯しない設定も選べます。ちなみに、バックライトの点灯時間は最長でも30分しか選べないモデルが最近多いのですが、常時点灯が選べるのはうれしいですね。

音楽を再生する設定にして完了。最大6つのアクションを設定できます。さらにアプリの起動を追加したりできるとうれしいので、アクション数は制限なしにしてくれると良いかな。

「NFCタグに書き込む」をタップして、LG Tag+にかざすと設定データが書き込まれます。タグ側に設定データを書き込むので、設定したOptimus G以外でも利用することができます。

その他には電話帳データやURL、文字列を保存することができます。
Optimus GにはNFC Tag+が2枚付属していますが、NFCシール自体は一枚あたり50円くらいと安価なのでユーザーのアイデアで様々な活用が考えられるのではないでしょうか。


Optimus Gのレビュー、まだ続きます。

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